Q&Aよくある質問にも載せましたが
刺青・タトゥーは、彫って終わりではありません。 施術直後の皮膚は傷と同じ状態です。 きれいに治し、感染・肌トラブル・色飛びなどのリスクをできるだけ減らすためには、施術後のアフターケアがとても大切です。 治るまでの期間には個人差があり、施術箇所・施術範囲・肌質・体調などによっても変わります。 「○日経ったから大丈夫」と日数だけで判断せず、皮膚の状態を確認しながらケアしてください。
【施術前の注意事項】
■ 前日のお酒について 施術前24時間は、できるだけ飲酒を控えてください。 飲酒によって脱水しやすくなったり、施術中の出血が増える可能性があります。 前日は十分な睡眠をとり、水分をしっかり摂って体調を整えてください。 施術当日は空腹を避け、食事をしてからお越しください。 発熱・体調不良・強い日焼け・傷・湿疹・皮膚炎などが施術予定箇所にある場合は、事前にご相談ください。
【施術直後のアフターケア】
アフターケアで特に大切なのは、 「清潔にする・乾燥させすぎない・擦らない・掻かない」 ことです。 当店では、施術箇所の大きさ・部位・肌の状態などに合わせて、タトゥー用保護フィルムまたは清潔なラップを使い分けています。 保護方法によって外すタイミングやケア方法が異なりますので、施術終了時にお伝えする方法を優先してください。
【ワンポイント・小さな施術の場合】
ワンポイントなど比較的小さな施術では、肌に直接貼るタイプのタトゥー用保護フィルム(セカンドスキン等)を使用する場合があります。 保護フィルムは、使用する製品・施術箇所・皮膚の状態などによって貼っておく時間が異なります。 施術時にお伝えする外すタイミング・使用方法に従ってください。 フィルムが大きく剥がれた場合、液漏れした場合、または強いかゆみ・赤み・かぶれなどが出た場合は、そのままにせずご相談ください。
【背中・腕など広範囲の施術の場合】
背中・腕など広い範囲を施術した場合は、保護フィルムで全面を覆うことが難しいため、当店ではINK ED GELを薄く塗った後、清潔なラップで一時的に保護する場合があります。 ラップを使用した場合は、約2時間後を目安に外してください。 ラップを外す前に、必ず手をよく洗ってください。 外した後は、ぬるま湯と刺激の少ない無香料の石けんなどを使い、清潔な手で施術箇所を優しく洗ってください。 血液・体液・余分なインクなどを優しく洗い流します。 スポンジ・ボディタオル・ナイロンタオルなどでゴシゴシ擦らないでください。 洗った後は、清潔なペーパータオルなどで擦らず、軽く押さえるように水分を取ってください。 その後、肌が清潔な状態でINK ED GELを薄く塗ります。 通常のラップは施術直後の一時的な保護として使用しています。 ご自宅で長時間巻き続けたり、自己判断で何度も巻き直して密閉する必要はありません。
【アフターケアには何を塗る?】
当店では施術後のアフターケアとして、 INK ED GEL をおすすめしています。 施術箇所を優しく洗って水分を取った後、清潔な手でごく薄く均一に伸ばしてください。 たくさん塗れば早く治るわけではありません。 ベタベタ・テカテカした状態になるほど厚く塗る必要はありません。 乾燥させすぎない程度に薄く塗ることがポイントです。 乾燥やつっぱりを感じる場合は、皮膚の状態を確認しながら薄く塗り直してください。INK ED GELを使用して強い赤み・発疹・かゆみ・腫れなどの異常が出た場合は使用を中止し、症状が強い場合や続く場合は皮膚科などの医療機関へ相談してください。
【INK ED GELはいつまで塗る?】
■ 施術当日〜3日程度 施術箇所を清潔に保ち、洗浄後など肌が清潔な状態でINK ED GELを薄く塗ってください。 乾燥やつっぱりを感じた場合は、状態を見ながら薄く塗り直してください。 常にベタベタした状態にしておく必要はありません。
■ 4日目〜1週間程度 薄いかさぶた・皮むけ・乾燥・かゆみなどが出てくることがあります。 この時期も乾燥させすぎないよう、INK ED GELを薄く使用してください。 かゆくても掻かないでください。
■ 1〜2週間程度 皮むけやかさぶたが徐々に落ち着いてくる時期です。 まだ乾燥している場合は、INK ED GELを薄く使用してください。
■ 約2週間以降 かさぶた・皮むけ・赤みなどがなくなり、皮膚表面が落ち着いていれば、INK ED GELを使用する初期アフターケアは終了の目安です。 ただし、 「必ず14日で終了」という意味ではありません。 治り方には個人差があります。 2週間経っても皮むけ・赤み・傷・強い乾燥などが残っている場合は、皮膚の状態に合わせてケアを続けてください。
【保湿はいつまで続ける?】
INK ED GELを使用する初期アフターケアが終了しても、保湿まで完全にやめる必要はありません。 施術後2〜4週間程度は、特に乾燥させすぎないよう意識してください。 INK ED GELによる初期ケアが終了した後は、乾燥する場合に無香料・低刺激の保湿剤などを使用してください。 完全に治った後は、通常のスキンケアと同じように、乾燥を感じる時に保湿する程度で構いません。 長期的に保湿を続けることも問題ありません。 簡単に覚えると INK ED GEL → 約2週間を目安に、皮膚が落ち着くまで 保湿 → 最初の2〜4週間は特に意識し、その後も乾燥する場合は継続 となります。 ※日数はあくまで目安です。皮膚の状態を優先してください。
【かさぶた・皮むけ・かゆみについて】
施術後数日すると、 ・薄いかさぶた ・皮むけ ・乾燥 ・軽いかゆみ などが出る場合があります。 治癒途中でみられることがありますが、この時に特に大切なのが、 「剥がさない・掻かない・擦らない」 ことです。 かさぶたや皮を無理に剥がすと、皮膚を傷つけ、仕上がりに影響する可能性があります。 自然に剥がれ落ちるまで待ってください。
【シャワーはいつから?】
シャワーは基本的に可能です。 ただし、施術箇所に熱いお湯を長時間直接当てないでください。 スポンジやタオルなどでゴシゴシ擦ることも避けてください。 洗った後は、清潔なペーパータオルなどで優しく押さえて水分を取ります。 保護フィルムを使用している場合は、使用しているフィルムによって扱い方が異なるため、施術時にお伝えする方法を優先してください。
【湯船・温泉・ジャグジーはいつから?】
治癒途中の皮膚を長時間水に浸けることは避けてください。 基本的には完全に治るまで、湯船・温泉・ジャグジーなどは控えてください。 約2週間は一つの目安ですが、 ・かさぶた ・皮むけ ・赤み ・ジュクジュク ・傷 などが残っている場合は、2週間経っていてもまだ浸からないでください。 日数ではなく「皮膚が完全に治っているか」を優先してください。
【サウナ・岩盤浴はいつから?】
完全に治るまで控えてください。 高温・大量の汗・摩擦などは、治癒途中の皮膚への刺激になります。 「2週間経ったから大丈夫」と日数だけで判断せず、かさぶた・皮むけ・赤み・傷などがなくなってから再開してください。
【海・プールはいつから?】
最低4週間を一つの目安にし、なおかつ皮膚が完全に治ってからをおすすめします。 海水やプールの水に、治癒途中の皮膚を長時間浸けることは避けてください。 4週間経過していても、皮むけ・赤み・傷などが残っている場合は、完全に治るまで待ってください。
【日焼け・紫外線について】
治癒中の刺青は、直射日光をできるだけ避けてください。 まだ治っていない皮膚では、日焼け止めだけに頼るのではなく、衣類などで覆って紫外線を避けることを優先してください。 完全に治った後は、刺青の退色をできるだけ抑えるためにも、屋外ではSPF30以上・広範囲UVカットの日焼け止めなどを使用することをおすすめします。 紫外線対策は治癒期間だけでなく、その後も長期的に続けることをおすすめします。
【運動・筋トレはいつから?】
施術当日の激しい運動は控えてください。 大量の汗、衣類との摩擦、ジムのベンチや器具との接触、施術箇所を大きく伸ばす動作などは、治癒途中の皮膚への刺激になります。 特に大きな作品や、関節周辺など動きの大きい場所を彫った場合は注意してください。 その後は施術箇所・施術範囲・治り具合を確認しながら、徐々に再開してください。
【施術後のお酒はいつから?】
施術当日の飲酒は控えてください。 少なくとも施術後24時間は、飲酒を控えることをおすすめします。 大きな作品を彫った場合や、出血・赤み・腫れなどが強く残っている場合は、48時間程度または状態が落ち着くまで控えてください。
【アトピー性皮膚炎の方へ】
アトピー性皮膚炎があるからといって、必ず刺青・タトゥーができないわけではありません。 ただし、皮膚の状態を確認してから施術することが非常に重要です。 以下のような症状が出ている場所には施術しません。 ・湿疹 ・強い赤み ・強いかゆみ ・ジュクジュク ・炎症 ・掻き傷 ・皮膚が荒れている状態 アトピーの症状が強い場合は、まず皮膚の状態を治療して安定させてから施術してください。 現在皮膚科で治療中の方、症状が強い方、免疫に関係する薬を使用している方などは、事前に皮膚科の医師へ相談してください。
【アトピーの方のアフターケア】
基本的なアフターケアは通常と同じです。 清潔にする 擦らない 掻かない 乾燥させすぎない 適切に保湿する ことが基本です。 ただし、アトピー肌は刺激に敏感な場合があります。 そのため「必ず1日○回洗う」「必ず1日○回クリームを塗る」と一律に決めるのではなく、皮膚の状態を確認しながらケアしてください。 洗いすぎ・擦りすぎにも注意してください。 BOKUSAIを含め、どのようなスキンケア製品でも肌に合わない可能性があります。 使用後に強い赤み・発疹・強いかゆみ・腫れなどが出た場合は使用を中止し、症状が強い場合や続く場合は皮膚科などの医療機関を受診してください。
【アトピーの薬を使用している方】
皮膚科からステロイド・タクロリムスなどの外用薬を処方されている場合、新しく彫った部分へ自己判断で使用しないでください。 必要な場合は、医師に確認してください。 刺青が完全に治った後にアトピーの症状が出た場合についても、処方薬は医師の指示に従って使用してください。
【アトピーの方でも色飛びの突き直しはできる?】
アトピーの方でも、 刺青が完全に治っていること そして、 アトピーの症状が落ち着き、皮膚の状態が安定していること を確認できれば、色飛びした部分の突き直しを検討できます。 ただし、湿疹・赤み・かゆみ・炎症・掻き傷などがある状態では施術しません。 肌の状態を確認してから判断しますので、色飛びが気になる場合はご相談ください。
【こんな症状が出た場合は注意してください】
施術直後には多少の赤み・腫れ・ヒリヒリ感が出たり、治っていく途中で軽いかゆみ・皮むけなどが起こる場合があります。 しかし、 ・赤みが日に日に広がっている ・痛みや腫れが強くなっている ・強い熱を持っている ・膿が出ている ・悪臭のある液体が出ている ・強い発疹が出ている ・水ぶくれができている ・発熱・悪寒がある ・傷がなかなか治らない などの場合は、感染症やアレルギー反応などの可能性があります。 自己判断で様子を見続けず、早めに皮膚科などの医療機関を受診してください。
【アフターケア早見表】
◆ 保護 小さな施術 → タトゥー用保護フィルムを使用する場合があります。外すタイミングは施術時にお伝えします。 広範囲の施術 → INK ED
GELを薄く塗り、清潔なラップで一時的に保護する場合があります。ラップは約2時間後を目安に外します。
◆ INK ED GEL 当日〜約2週間 → 皮膚の状態を確認しながら薄く使用。
◆ 保湿 最初の2〜4週間は特に意識 → その後も乾燥する場合は継続。
◆ シャワー 基本的に可能 → 熱湯・長時間・ゴシゴシ洗いは避ける。
◆ 湯船・温泉・ジャグジー 完全に治ってから
◆ サウナ・岩盤浴 完全に治ってから
◆ 海・プール 最低4週間を目安に、なおかつ完全に治ってから
◆ 運動・筋トレ 施術当日は激しい運動を避ける → その後は治り具合を確認しながら徐々に再開。
◆ 飲酒 施術前24時間・施術後24時間は控えることをおすすめします。 → 大きな施術や出血・赤み・腫れが強い場合は、施術後48時間程度または状態が落ち着くまで控える。
◆ 日焼け 治癒中は避ける → 完全に治った後も紫外線対策を継続。
【きれいに治すために大切な9つのポイント】
① 施術箇所を清潔にする ② INK ED GELは薄く塗る ③ 乾燥させすぎない ④ 擦らない・掻かない ⑤ 皮・かさぶたを無理に剥がさない ⑥ 治癒途中の皮膚を長時間水に浸けない ⑦ 大量の汗・強い摩擦を避ける ⑧ 治癒中は日焼けを避ける ⑨ 完全に治った後も、乾燥時の保湿と紫外線対策を続ける
【最後に】
刺青・タトゥーの治り方には個人差があります。 施術箇所・施術範囲・肌質・体調などによって、治癒にかかる期間も変わります。 大切なのは、 「○日経ったから大丈夫」ではなく、「皮膚が完全に治っているか」 を基準にすることです。 アフターケアについて分からないことや、治り方で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。



